写真集『京都の意匠 窓』
書籍・プロダクト 企画開発
今いちばん絵になる京都。京都の窓を集めた写真集決定版、『京都の意匠 窓』を発売。
・本書概要
禅寺の円窓や花頭窓から見る庭、町家の格子から漏れる光、近代建築の洋風の窓。さらには窓を額縁に見たてた額縁庭園、ハート形の猪目窓など、京都の窓景色の人気は、近年ますます高まっています。本書は、京都を撮り続ける写真家、水野克比古と水野秀比古がとらえた96スポットの窓の写真を収録。一幅の絵のように、京都の景色を鮮やかに切り取る窓の様々な表情は、京都で培われた美意識の粋ともいえます。
巻頭の冨島義幸(京都大学大学院工学研究科建築学専攻教授)による解説では、京都の窓の変遷や、京都の建築と窓の関係を俯瞰します。写真掲載ページでは、著者による簡潔な文章でスポットの魅力を紹介。英文併記で、海外の方へもお薦めです。巻末には掲載したスポットの施設データも収録。新しい視点で京都の魅力に触れられる、静かな美しさに満ちた一冊です。
今人気の京都の窓景色
SNSでも人気のフォトスポットから、知る人ぞ知る名建築、一般には公開されていない貴重な場所まで96スポットの美しい窓景色を集めました。定番の名所については春夏秋冬それぞれの光景を収めました。その光景はまさに、季節によって架け替えられる掛け軸や屏風絵のよう。なんども訪れたくなる京都の魅力が凝縮されています。
文章は日英表記。「窓」から京都の魅力に迫ります
写真掲載ページには著者による簡単な解説を掲載。社寺の歴史や、撮影された窓にまつわる逸話、見どころなどを分かりやすく紹介しています。巻頭の冨島義幸による解説文では、京都の窓の変遷を概観。窓を切り口に、京都の建築の奥深さの一端をうかがえます。また英文併記で海外の方に日本の魅力を伝えるにも最適の一冊です。
巻末の施設データも充実
巻末には、写真が掲載された96スポットの社寺、美術館、飲食店などの施設データを掲載。拝観時間や最寄り駅などをすぐに確認できます。京都の窓スポット巡りに必要な情報が一冊に集約されています。
・著者プロフィール
水野克比古(みずの かつひこ)
1941年、京都市上京区に生まれる。同志社大学文学部卒業。東京綜合写真専門学校研究科を経て、1969年から京都の風景・庭園・建築などの撮影を続ける。2000年、西陣の地に町家を修復し水野克比古フォトスペース「町家写真館」を開設、ミュージアムとして一般公開(要予約)している。著書は『心象の京都』『京都雪月花』『庭園の京都』『京・古社寺巡礼シリーズ(全15巻)』『京都名庭園』『京都・禅寺の名庭』『京都坪庭拝見』『京町家拝見』『京都桜旅』『京都紅葉旅』『京都坪庭』『京都秘蔵の庭』『京都町家の坪庭』『京 古都の情景』他、210冊を数える。また電子出版『京都桜百景』『京都紅葉百景』も手がけている。
第33回京都府文化賞功労賞受賞
日本写真家協会会員
水野秀比古(みずの ひでひこ)
1968年、京都市左京区に生まれる。京都先端科学大学卒業。京都に内在する多彩な情景や四季の 移ろい、歴史文化や意匠を見つめ続け、神社仏閣や庭園・自然風景を中心とした作品を発表している。著書は『京都桜夢紀行』『京都絶景庭園』『京都花鳥風月』『京都紅葉旅』など多数。
水野克比古フォトスペース「町家写真館」副館長。
・書誌情報
『京都の意匠 窓』
著者|水野克比古・水野秀比古
体裁|17×17×1.1 cm 144頁 並製
価格|2,000円+税
ISBN|978-4-8381-0622-6
発売日|2024年4月18日(木)
発行|カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 光村推古書院書籍編集部
発売|光村推古書院株式会社
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