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展覧会図録『京都市京セラ美術館開館記念展「京都の美術 250年の夢」第1部~第3部』

書籍・プロダクト 企画開発

1933年に日本で2番目の公立美術館として開館した京都市美術館。

 

2020年3月のリニューアルオープンに合わせた大規模展の予定でしたが、新型コロナウイルスの感染予防・拡散防止のため、第1部から第3部の3部構成としていた展示構成を変更し、各部で展示を予定していた作品の一部を、総集編としてまとめて展示。

本来の展覧会の全貌は図録でしか見ることができません。

 

【第1部 江戸から明治へ:近代への飛躍】

江戸後期の京都では、伊藤若冲や曽我蕭白をはじめ、文人画家の与謝蕪村や池大雅、円山派の始祖・円山応挙、四条派の始祖・呉春、応挙の弟子であった長沢芦雪が活躍していました。その後の幕末から明治にかけて、新しい時代を迎えた京都の美術・工芸の発展を回顧します。

 

【第2部 明治から昭和へ:京都画壇の隆盛】

東京画壇に対抗して、竹内栖鳳を中心に形成された京都画壇。帝展の美術工芸部門の新設によって刺激を受けた工芸界、浅井忠による関西美術院の創設からはじまる洋画壇など、「京都の美術」の近代化の多彩な展開を記録しています。

 

【第3部 戦後から現代へ:未来への挑戦】

敗戦による価値観の転換によって、日本画や工芸などの伝統美術が問い直されるなかで、新しい世代による革新的な運動がはじまる戦後の動向から、1960年代以降の海外の美術の影響によって現代美術が登場。多様多彩な展開を見せる「京都の美術」を回顧。

 

「第1部 江戸から明治へ:近代への飛躍」より
「第1部 江戸から明治へ:近代への飛躍」より
「第2部 明治から昭和へ:京都画壇の隆盛」より
「第2部 明治から昭和へ:京都画壇の隆盛」より
「第3部 戦後から現代へ:未来への挑戦」より
「第3部 戦後から現代へ:未来への挑戦」より

京都市美術館「第1部 江戸から明治へ:近代への飛躍」(京都市京セラ美術館開館記念展「京都の美術 250年の夢」)

編|京都市美術館

体裁|B5変 総232頁

本体価格|2300円+税
ISBN978-4-8381-0598-4

 

京都市美術館「第2部 明治から昭和へ:京都画壇の隆盛」(京都市京セラ美術館開館記念展「京都の美術 250年の夢」)

編|京都市美術館

体裁|B5変 総248頁

本体価格|2300円+税
ISBN978-4-8381-0599-1

 

京都市美術館「第3部 戦後から現代へ:未来への挑戦」(京都市京セラ美術館開館記念展「京都の美術 250年の夢」)

編|京都市美術館

体裁|B5変 総168頁

本体価格|1800円+税
ISBN978-4-8381-0600-4

発行|光村推古書院株式会社 http://www.mitsumura-suiko.co.jp/

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