
書籍『12ヶ月で学ぶ現代アート入門』
書籍・プロダクト 企画開発
現代アートの入門書の決定版!
『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社、2019)の著者で、気鋭の文化研究者である山本浩貴氏が、現代アートの初心者に向けて書いた書籍が刊行されます。ウェブ版「美術手帖」の連載「10ヶ月で学ぶ現代アート」をもとに、新たに「マーケット」「ケア」2章分の書き下ろしに加え、現代美術の現場の声を伝える5名のアーティスト・研究者へのインタビューを新たに収録。さらにテーマごとにおすすめの書籍を紹介する充実のブックガイドもついており、アートを学びたい方、総体的に教養としてアートの知識を身につけたい方にもおすすめです。

現代アートをめぐる12のギモンを解き明かす
「そもそも、現代アートって何?」「現代アートの現代は何を意味する?」「コンテンポラリー·アートと現代美術の違いは?」といった、現代美術をめぐる根本的なテーマを12の章に分け、山本氏が具体的な作品やアーティストを挙げながら、簡潔にわかりやすく解説しているのが特徴です。一つひとつのテキストが読みやすい長さであり、短い時間を利用して、少しずつ読み進めることもできます。また、本書のために書き下ろした「マーケット」と「ケア」の章は近年とくに注目されているテーマとして、市場や社会の現状に踏み込んだ、発展的な内容になっています。
アーティストや研究者へのインタビューで実態を伝える
さらに、現代アートの現場で活躍する会田誠、飯山由貴、尾崎翠(明日少女隊)の3名のアーティストと、研究者である小川公代(文学)、松村圭一郎(人類学)へのインタビューも収録。12のテーマに関連する内容について、実戦を通したアクチュアルな言葉を通して、リアリティをもって理解を深めることができます。

保存版となるブックガイドを収録
巻末には、12のテーマごとに3冊ずつ、合計36冊を紹介した充実のブックガイドが掲載されています。初級・中級・上級の3段階にわけて山本氏が厳選。丁寧な解説も付いています。興味をもったテーマをさらに深掘りしたい方、また、現代アートをもっと学びたい、知識を広げたい読者にとっては保存版ともいえる内容になっています。
目次
1. そもそも、現代アートって何? 現代アートの「定義」
2. 現代アートはいつから始まる? 現代アートの「系譜学」
3. 現代アートの現代は何を意味する? 現代アートの「意義」
4. 現代アートと近代美術の違いは? 現代アートの「特性」
5. コンテンポラリー·アートと現代美術の違いは? 現代アートの「含意」
6. 目に見えないものがアートになる? 現代アートの「多様性」
7. 現代アートの物語はひとつ? 現代アートの「歴史」
8. 政治的でない現代アートはないって本当? 現代アートの「政治性」
9. 現代アートはいかにして社会を変えるか? 現代アートの「可能性」
10. これからの現代アートはどうなる? 現代アートの「未来」
11. 現代アートのマーケットってどんなもの? 現代アートの「価値」
12. ケアの思想が現代アートにもたらすものは? 現代アートの「互恵性」
インタビュー
1. 尾崎翠(明日少女隊)
「意識変革のためにアートは有効であるか」
2. 飯山由貴(美術家)
「個人と社会のあいだの違和感を見据える」
3. 会田誠(美術家)
「芸術はメッセージを伝える器ではない」
4. 松村圭一郎(文化人類学)
「ポスト資本主義におけるアートの価値とは?」
5. 小川公代(文学研究)
「ケアの想像力を育む文学と美術の可能性」
【著者プロフィール】
山本浩貴
1986年生まれ。文化研究者。実践女子大学文学部美学美術史学科准教授。単著に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社、2019)、『ポスト人新世の芸術』(美術出版社、2022)。共著に『レイシズムを考える』(共和国、2021)、『この国(近代日本)の芸術 〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』(月曜社、2023)ほか。
【書誌情報】
山本浩貴『12ヶ月で学ぶ現代アート入門』
発行|カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
発売|美術出版社
定価|1800円+税
仕様|A5変型/224ページ
ISBN|978-4568105872
一般発売日|2025年4月22日(火)
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