CCC ART LAB

【銀座 蔦屋書店】ペイント・写真・立体など各分野の第一線で活躍する5名のアーティストの作品を展示。「StareReap 2021 – 2022作品展」を3月4日(土)より開催。

運営店舗

銀座 蔦屋書店(東京都中央区 GINZA SIX 6F)は、「StareReap 2021 – 2022作品展」を中央イベントスペースGINZA ATRIUMにて、2023年3月4日(土)から3月13日(月)の期間に開催します。最先端のデジタル技術を用いた5名の現代アーティストによる作品を展示。展示作品は店頭と一部オンラインにて販売します。

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/31921-1723090222.html

・概要

この度、銀座 蔦屋書店では「StareReap 2021 – 2022作品展」を開催します。

StareReapとは、アーティストと共創し、新たな価値(作品)を創造する技術としてRICOHが生み出した2.5D印刷のアートプロジェクトです。デジタル技術を用いてさまざまな凹凸 ・テクスチャー表現を可能にしました。
過去の銀座 蔦屋書店での展示においても、2022年7月に開催した水戸部七絵の個展「Let’s Have a Dream ! -作品集出版記念展-」で発表したマルチプル作品、2022年9月に開催した中野信子の個展「『数学的崇高』についての脳科学的考察」で展示した作品でもStareReapの技術が採用されています。

2021年6月には、アーティストの創造力と、StareReapのテクノロジーが交差する場所として、銀座4丁目交差点に面する三愛ドリームセンターに「RICOH ART GALLERY」をオープン。同ギャラリーの最終展示となった2022年12月まで、新しいアート文化の創出に貢献してきました。
これまで数々のアーティストと共に繊細で緻密な作品を生み出してきた最先端の技術を、5名の作家の作品を通して、同じ銀座の地でアートのある生活を提案する銀座 蔦屋書店にて改めてご紹介します。
今回出展するのは、大山エンリコイサム、金氏徹平、東城信之介、ライアン・ガンダー、横田大輔の5名。
ペイント、写真、コラージュ、立体、映像など、それぞれの分野で活躍するアーティストが、StareReapの技術を用いて新しい表現を実現した作品群を是非ご高覧ください。

・展示作品の販売について

銀座 蔦屋書店店頭・アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて、3月4日(土)より販売いたします。
店頭|3月4日(土)11:00より販売開始
OIL by 美術⼿帖|3月4日(土)11:00より販売開始
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/730
※オンライン上での販売は、⼀部作品のみの取り扱いとなります。
※作品はプレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了することがあります。

・出展作家

《金氏徹平》
日常の身の回りにあるものや流通するイメージを組み合わせたコラージュ作品で知られています。国内外の美術館でも多数展示しており、日本の現代アートシーンをリードし続けている作家です。金氏が過去から取り組んできたコラージュ作品をアップデートした《海と膿》シリーズを中心に、彫刻科を美術大学で修めている作家らしい立体作品を交えて大々的に展示します。

《大山エンリコイサム》
現代美術とストリートアートの接合領域をみずから創出するように、横断的な活動を展開する作家として高く評価されています。通常の作品では、「クイックターン・ストラクチャー」と呼ばれるエアロゾル・ライティングの線の動きを抽出した図像を用いて作品を発表しています。リコーとの協業では、その図像をミクロな視点で分解・再構築し、反復するイメージを描出した《SPECULA》シリーズが誕生しました。本展で展示する作品はすべて《SPECULA》シリーズとなります。

《横田大輔》
横田大輔(b.1983, Japan)は日本を代表する写真家として、世界中の展覧会に参加しています。著名な美術館であるTate Modernでも作品を発表しています。横田の制作方法は極めて特殊であり、フィルムの表面に熱湯をかけるなど化学変化させ、その複雑な表情をそのまま作品に取り入れています。リコーでは、写真作品をベースに、そこに見られるシワや隆起までの細やかなテクスチャを立体化することに取り組みました。

《ライアン・ガンダー》
ライアン・ガンダー(b.1969, UK)はコンセプチュアルアートのトップランナーとして、世界の美術館やメガギャラリーで展覧会を開催しています。ガンダーの作品は、一見すると物質性の強いアプローチを取っている印象がありますが、その背後には社会の構造や鑑賞行為の本質を突く明快なコンセプトがあります。ガンダーは2022年夏に東京オペラシティアートギャラリー(新宿)、TARO NASU(六本木)での個展開催があり、そのために来日するタイミングでリコーとのコラボレーションが実現しました。ピカソと自身を重ね合わせたドローイングをベースにしたカートゥーン調の作品を展示します。

《東城信之介》
東城信之介は2019年のVOCA展で最高賞となるVOCA賞受賞後、2021年に小海町高原美術館で個展を開催するなど、精力的に発表を続けています。普段の制作では、自身に内在するイメージを題材に、銅を酸化させた板に研削を加えてメタリックかつイリュージョニスティックな画面を創出しています。このたびのStareReap の作品では、アクリルに透明印刷をした支持体の上に、ペイントや加工を施したユニークピースを制作しました。プリントをあくまで素材として捉え、物質と絵画の両軸からStareReapを解釈しています。

・StareReapについて

株式会社リコーのインクジェット印刷技術をベースにした立体印刷技術「StareReap 2.5」を用いて、プリンティング・ディレクターと作家の共創により新しいコンセプト・作品を生み出していくプロジェクト。
「StareReap 2.5」とは、UVインクジェットを用いた立体印刷の技術で、約23ミクロンという非常に微細なUVインク滴を何層も重ね、従来の版画・印刷技法(シルクスクリーンやリトグラフ)では表現できなかった複雑な凹凸やテクスチャ表現を可能としています。金属、ガラス、木材など、様々な素材への印刷を行うことができ、手作業ではできない微細な表現や、空想的なテクスチャの表現などアーティストの表現領域を拡張します。

・展示詳細

「StareReap 2021 – 2022作品展」
会期|2023年3月4日(土)~3月13日(月)
時間|11:00~20:00 ※会期最終日のみ、18:00閉場
会場|銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM(イベントスペース)
入場|無料
主催|銀座 蔦屋書店
協力|RICOH ART GALLERY
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/31921-1723090222.html

PICK UP

CONTACT

CCCアートラボでは、各種お問い合わせ内容を受け付けております。