CCC ART LAB

※左から石井海音《Message》100×80.3cm、野澤梓《portrait no.10》45.5×33.3×0.6cm、永田優美 赤の作品《唐獅子図・momo chan 》91×72.7cm

【銀座 蔦屋書店】石井海音×野澤梓×永田優美による新作展示 「かわいい。とは何か。」を4月2日(土)より開催。

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銀座 蔦屋書店(東京都中央区GINZA SIX6F)は、石井海音×野澤梓×永田優美による新作展示「かわいい。とは何か。」を4月2日(土)から4月22日(金)の期間に店内アートウォールギャラリーにて開催いたします。

・概要

この度銀座 蔦屋書店では、5周年記念企画として、“女の子”を描く若手作家として活躍中の女性作家3名による新作グループ展示を開催します。
石井海音は油彩、野澤梓は漫画のスタイルをベースにしたアクリル、永田優美は日本画を通して、かわいいを追求し表現する今注目の作家3名です。彼女たちの作品は、誰かのための“かわいさ”(女の子の客体化)を追求しているのではなく、自らがかわいいと感じ考える自分のための“かわいさ”を主体的に真剣に追及しているのが特徴で、多くの人々を惹き付ける理由もそこにあると企画者は考えています。

石井の作品は、幼い頃から描いてきた絵や日常の延長線上である作家の個人的経験が多くのモチーフとして描かれています。“かわいい”を意識して描かれる独自のキャラクターに加え、線づかいも魅力です。構図は2次元的な構成ながら、画中画や、窓、鏡、瞳といった別の世界へ広がる可能性を秘めたモチーフ、ときにはレイヤーとして重ねて描かれる線により、多層的な空間の広がりや時間の重なりなど、3次元、4次元的な印象を受ける絵画を制作します。

野澤にとって“かわいい”ということは作品制作にあたり重要な要素です。彼女が描く少⼥の輪郭は、⽩い線で描かれていて、それ以外の線は⿊、またはブルー、ピンクなどのパステルカラーで縁取られています。⼿描きであることを強調するかのように、不安定な軌跡で少⼥の輪郭をなぞった作品は、落書きしたプリクラを⼿帳へ貼り、さらに⼿描きでデコレーションを重ねるという00世代を中⼼に多くの世代に懐かしいカルチャーを連想させます。ノスタルジックでセンチメンタルなイメージを内包する独特な趣を重ねて唯⼀無⼆の作品に仕上げています。

永田作品に登場する女の子たちは、彼女自身の投影です。彼女が着用したい服装、とってみたいポーズを作品の中で縦横無人に展開し、自らのすべてを描くことを厭いながらも、支持体の上に余すところなく広げます。日本美術の支持体、絵具、技法をもって、彼女の思う“かわいい”を追求します。時に登場する水玉模様は、女の子または女性の象徴的な要素として描かれもしています。また、永田は作品の図的な構成にも重きを置いており、日本絵画における構図の再構築を試みています。

本展では、石井の油彩作品2点とドローイング作品13点が公開されます。これだけの数のドローイングが一挙に公開されるのは今回が初となります。さらに、野澤の作品は新シリーズであるポートレートシリーズが3点、永田の作品は風神雷神図屛風を想起させる新作をはじめ9点を公開します。
“かわいい”は、現代日本文化のキーワードの一つとなっており、海外でも注目されるアトリビュートでもあります。今回の展示を通して、世界からも注目される“かわいい”の本質についてみなさんに考えて頂き、自分にとって“かわいい”とは何かを考察いただく機会となると幸いです。

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/25614-1029370325.html

・販売について

銀座 蔦屋書店店頭|4月2日(土)10時半より販売開始。
アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」|4月5日(火)12時より販売開始。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/730

・プロフィール(50音順)

石井海音(いしい あまね)
1994年大阪府生まれ、2020年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻修了。
【主な個展】
2018年 京都市立芸術大学小ギャラリー(京都)
2020年「room」芝田町画廊(大阪)
2021年 「視線のたより」イムラアートギャラリー(京都)
【主なグループ展】
2019年 京都市立下京渉成小学校作品展(京都市立下京渉成小学校・京都)
2020年 Crossing Paintings -交差する絵画- 石井海音/ 川人綾/ 三好彩(イムラアートギャラリー・京都)、ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2020 (新丸ビル・東京)、artTNZ from imura art gallery(TERRADA ART COMPLEXⅡ・東京)
2021年 絵画の見かた reprise(√K Contemporary・東京)、biscuit gallery opening exhibition II (biscuit gallery・東京)、窓と外(artgallery opaltimes・大阪)、家入一真コレクション展「表現へのシナジー」(awabar kyoto・京都)、COLOR IN ART 石井海音、川人綾、永島千裕、桃田有加里(新宿髙島屋10階美術画廊・東京)、CADAN × ISETAN ART GALLERY 具象 Figuration(伊勢丹新宿店本館6階アートギャラリー・東京)、渋谷2丁目アートプロジェクト(渋谷二丁目17地区市街地再開発仮囲い・東京)
【受賞】
2020年 京都市立芸術大学作品展 大学院市長賞
【コレクション】
京都市立芸術大学

野澤梓(のざわ あずさ)
1994年静岡県⽣まれ、 2019年東京藝術⼤学絵画科油画専攻卒業。
【主な個展】
2022年「揺られる彼女は」銀座 蔦屋書店
2021年 「昨⽇のアウトライン」MEDEL GALLERY SHU/東京、「お泊まり会」rusu/東京、「199X10」 shuuue/東京
2020年 「ふれてほとぼり」 MEDEL GALLERY SHU/東京
【主なグループ展】
「ほころびと残像」MEDEL GALLERY SHU/東京
「199X9」 shuuue / 東京
【主なアートフェア】
2021年 Art Taipei 2021(MEDEL GALLERY SHU)
2020年 Art Taipei 2020(MEDEL GALLERY SHU)

永田優美(ながた ゆみ)
1997年東京都生まれ、2021年多摩美術大学 絵画学科日本画専攻卒業。
【個展】
2021年「positive」biscuit gallery
【グループ展】
2022年「grid」biscuit gallery
2020年 横浜高島屋7階美術画廊「美人画づくし展-令和-」
2019年 横浜galleryARK「山本冬彦推薦作家による自画像展2019」
【受賞歴】
2019年 第5回 石本正 日本画大賞展 入選
2018年 国立新美術館「アジア創造美術展2018」新人賞、多摩美術大学「五美術大学交流展2018」株式会社 中里賞

・展示詳細

石井海音×野澤梓×永田優美による新作展示 「かわいい。とは何か。」

期間|2022年4月2日(土)~4月22日(金)
時間|営業時間はHPをご覧ください。
会場|銀座 蔦屋書店 店内アートウォールギャラリー
入場|無料
主催|銀座 蔦屋書店
協力|imura art gallery、MEDEL GALLERY SHU、biscuit gallery
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/25614-1029370325.html

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