CCC ART LAB

作品集『百瀬文 口を寄せる Momose Aya: Interpreter』

書籍・プロダクト 企画開発
同書より、百瀬文《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》
同書より、百瀬文山羊を抱く/貧しき文法》
同書より、百瀬文《Jokanaan》、高嶋慈寄稿エッセイ

百瀬文の初作品集『口を寄せる』を6月3日(土)より発売。身体をめぐる問いから生まれた作品群を多様な視点から紹介。

 

本書は百瀬文の初となる作品集。2013年のデビュー作《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》から、十和田市現代美術館での個展で発表した最新作まで、活動10年における代表作を収録するほか、各分野の専門家によるエッセイ、1万字を超える最新インタビュー等、様々な視点からその作品を考察します。

【エッセイ】
伊藤亜紗「身体の捕獲 」
高嶋慈「視線と身体とセクシュアリティの政治に抗して ー百瀬文《Jokanaan》と《クローラー》を中心に 」
黒嵜想「オーラルセックス」
見留さやか「鑑賞者との多様な関係性 」

【インタビュー】
百瀬文インタビュー「人がともにあることのわからなさ、そして救い」(聞き手:小澤慶介)(日英併記)

掲載全作品解説付き/作家略歴/主要参考文献

 

・アーティストプロフィール

百瀬文(ももせ・あや)
1988年東京都生まれ。2013年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。主な個展に「口を寄せる」(十和田市現代美術館、青森、2022年)、「I.C.A.N.S.E.E.Y.O.U」(EFAG East Factory Art Gallery、東京、2020年)、「サンプルボイス」(横浜美術館アートギャラリー1、神奈川、2014年)など。主なグループ展に「国際芸術祭 あいち2022」(愛知芸術文化センター)、「新・今日の作家展2021 日常の輪郭」(横浜市民ギャラリー、神奈川)、「彼女たちは歌う」(東京藝術大学 美術館陳列館、2020年)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館、東京)、「アーティスト・ファイル2015 隣の部屋——日本と韓国の作家たち」(国立新美術館、東京・韓国国立現代美術館、2015-2016年)など。2016年度アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成を受けニューヨークに滞在。

 

・書籍情報

『百瀬文 口を寄せる Momose Aya: Interpreter』
発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ
発売:美術出版社
価格:3,400 円+税
発売日:2023年6月3日(土)
仕様:148ページ、 A5判
ISBN:978-4-568-10563-6 C0071
ご購入はこちら:https://amzn.asia/d/6ZbksGF
※十和田市現代美術館内ショップでは5月26日(金)より先行販売中。

※本書の帯(シール状)はデザインが3種類あります。柄の指定はできません。 (書籍の内容は全て同じです)

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