代表・稲垣匡人が率いる株式会社daisy*（以下、デイジー）のアート事業を、CCCアートラボがプロデュースしました。デイジーは、3DCG映像やゲームの制作を主業務としながらも、アート作品をこれまで制作してきました。今回、作品の販売サポート、メディアやイベントによる広報、そして活動を総括するドキュメンタリー動画の制作をCCCアートラボとともに行いました。

アート展示＆販売
2020年10月に都内で開催されたアートとデザインの展示会「DESIGNART TOKYO 2020」において、過去作品と新作を一堂に展示。独創的かつインタラクティブな世界観を展開しました。また、会期に合わせてアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」で、映像作品を販売開始しました。

ドキュメンタリー動画＆発表会
2021年3月には、稲垣のクリエイティビティに迫るドキュメンタリー動画「A documentary of daisy* | Masato Inagaki “Serendipity”」を制作。デイジーと稲垣のこれまでの歩みを総括する内容となっています。3月12日には「六本木 蔦屋書店」ラウンジにて動画の発表会を開催し、キュレーター・四方幸子、TAKT PROJECT・吉泉聡、三菱重工株式会社・柴田尚希の3人を招き、各人の取り組みと、その活動がいかに稲垣のクリエイションへ影響を与えたか語り合いました。

【関連リンク】

ウェブ版「美術手帖」掲載記事：https://bijutsutecho.com/magazine/insight/promotion/23778
A documentery of daisy* | Masato Inagaki “Serendipity”：https://youtu.be/JA8ypCmF5AA
daisy* | Masato Inagaki Art Project Event Talk Show：https://youtu.be/sb9SnhuT3K4

「OIL by 美術手帖」作品販売ページ：https://oil.bijutsutecho.com/artist/1315

【稲垣匡人｜Masato Inagaki】

1969年生まれ。東京造形大学で彫刻を学び、在学中に現代美術家・戸谷成雄の作品制作やワタリウム美術館のアシスタント業務に従事し、様々な現代美術のプロジェクトに携わる。同時期に、日本におけるメディアアートの草分け的存在である「Canon Art Lab」プロジェクトにアシスタントとして参加し、テクノロジーを使ったアートに可能性を見いだす。2004年、「daisy*」を設立。業務ではエンターテインメント分野を主軸としながらそれらのノウハウを活かしてアート制作や新規事業のプロトタイピングなどを行い、米スタンフォード大学と共同でインターンシッププログラムも実施している。2014年以降、美術館などで作品を発表。2017年、NHK『日曜美術館』で「アートはサイエンス展Ⅱ」（軽井沢ニューアートミュージアム）が、日本でのテクノロジーを使った作品事例として紹介された。